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コンドームの歴史は、はるか昔にさかのぼり、紀元前1000年頃、エジプト人たちが魚の浮き袋などを利用して、現在のコンドーム同様の使い方をしていたと伝えられていますが、定かではありません。
文献上は、16世紀イタリアのG.ファロピオがリネンの布でペニスをカバー、性病の予防用に考案したとされていますが、効果のほどは疑問です。
コンドームという名前の由来についても、正確ではなく、考案者のイギリスの御典医Dr.Condomの名前がそのまま使われたとか、ラテン語の”CONDUS”(容器・貯蔵所・避難所)から来ているとか、諸説紛々です。
色々な言い伝えや説がありますが、利用されたものが羊の腸や魚の浮き袋だった点は一致しています。おそらく、コンドームの歴史がフォーマルな文献上見当たらないのは、宗教上避妊が罪悪視されていたことに起因しているようです。そのせいか、今日に至っても、医学上、妊娠や出産に関する研究はどんどん発達していますが、こと避妊に関しては市井の学問のような捉え方をされています。女性の選択の権利やSTD予防も含めて、表の学問になることが待たれます。

我々が現在使用しているコンドームは、ラテックス製ですが、それまではゴムが利用されていました。ゴム製コンドームは1840年代に硫化ゴムが開発されてから、急速に発展しました。1930年代のラテックス製の出現まで、主流を占めていました。
我が国では1950年代後半から、オカモトが生産を開始しました。現在、国内コンドームメーカーは7社ありますが、技術的評価は高く、厚生省薬事工業動態統計年報によりますと、年間平均10億万個以上のコンドームを生産していますが、その40%は輸出です。
技術的には成熟産業になりつつありますが、数年前、相模ゴムが開発した、ポリウレタン製コンドームに期待が集まるところです。発売と同時に爆発的なヒットとなりましたが、その後不良品の発生で勢いが失われてしまいました。現在では改善・改良の末、全製品ダブルチェックという万全の品質管理で再発売され、売れ行きも好調のようです。
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